【女子大】大妻、共立、実践女子大学など計8校を徹底比較!

女子大御三家(津田塾・東京女子・日本女子)の下のレベルとして代表的な大妻女子大学共立女子大学白百合女子大学昭和女子大学実践女子大学聖心女子大学清泉女子大学フェリス女学院大学

女子大学
看板学部・就職力・留学制度・一般入試入学者率・学費・立地

を徹底比較します。

ぜひ参考にしてください。

 

 

【看板・有力学部】女子大8校を徹底比較

大妻女子大学

家政学部 被服学科

1908年に創立された大妻女子大学のルーツである裁縫、手芸の塾から続く伝統。

共立女子大学

家政学部 被服学科

1886年に創立された共立女子大学のルーツ「共立女子職業学校」から続く伝統。

白百合女子大学

文学部 フランス語フランス文学科

白百合女子大学はフランスのシャルトル聖パウロ修道女会を設立母体とし、フランス語フランス文学科は1881年に創立された大学のルーツ「高等女子仏英和学校」から続く伝統。

人間総合学部 児童文化学科

児童文学を本格的に学べる珍しい学科。

大学院の児童文学専攻、児童文化研究センターも有しており、児童文学・文化研究の拠点となっています。

昭和女子大学

人間文化学部 日本語日本文学科

近代文学研究に伝統があり、近代文化研究所を有する。

図書館の「近代文庫」は近代文学の貴重な資料を豊富に所蔵していることで有名。

実践女子大学

生活科学部 生活環境学科

1899年に創立された実践女子大学のルーツである私塾「桃夭女塾」から続く伝統。

文学部 国文学科

源氏物語研究に創立以来の伝統を有しており、関連の貴重資料を豊富に所蔵しています。

聖心女子大学

現代教養学部 哲学科

聖心女子大学はカトリックの修道会を母体とするミッション系大学。

哲学科にはキリスト教を専門とする教員が4人も在籍。哲学科にこれだけキリスト教の教員がいるのは他の大学では見られません。

清泉女子大学

文学部 スペイン語スペイン文学科

数少ないスペイン語を本格的に学べる大学。

フェリス女学院大学

文学部 英語英米文学科

創立時から続く英語教育の伝統。

専任教員数は今回の女子大学の英文学系学科で最多となる16名。日東駒専と比べても多いです。

教員の専門分野の構成もバランスが良く、言語学系が7名、文学系が9名。

 

【就職力】女子大8校を徹底比較

有名企業就職率の4年間推移

有名企業400社実就職率推移(2020卒←2017卒)

大学有名企業400社実就職率推移(2021卒←2018卒) 単位:%
津田塾 20.3 ←25.8 ←22.7 ←21.8
東京女子 15.8 ←23.8 ←23.4 ←24.4
日本女子 15.5 ←20.7 ←22.0 ←23.7
聖心女子 14.5 ←20.0 ←21.5 ←26.2
昭和女子 9.3 ←12.3 ←15.9 ←19.1
白百合女子 6.3 ←12.1 ←21.4 ←20.8
共立女子 6.0 ←9.3 ←10.8 ←10.0
フェリス 5.0 ←12.0 ←16.2 ←21.9
実践女子 4.4←7.3 ←8.4 ←9.7
大妻女子 4.3←7.4 ←10.3 ←13.1
清泉女子 圏外←9.1 ←9.4 ←13.0

※東洋経済ONLINE『「有名企業への就職に強い大学」ランキング200』をもとに作成

「大手一般職と言えば女子大」という時代も終わり、女子大も共学の大学と同じようにいかに総合職に就職できるかが重要になりました。

そんな状況でも、聖心女子大学は相変わらず一般職への就職が強いようですね。礼儀を重んじる校風なので、大手一般職の需要がいまだに高いということでしょう。

昭和女子大学は一般職から総合職へ就職の軸をシフトしており、実際に総合職就職が増えているので、大手就職率が低下しているとはいえ悲観することはないです。

一方、白百合、共立、フェリス、実践、大妻、清泉の6大学は、一般職縮小+コロナ禍の影響をもろに受けており、大手就職率が急降下しています。

総合職の割合

就職した学生の総合職率

津田塾大学・・・およそ75%

東京女子大学・・・62.7%

清泉女子大学・・・51%

日本女子大学・・・40.6%

昭和女子大学・・・32.4%

大妻女子大学・・・不明

共立女子大学・・・不明

白百合女子大学・・・不明

実践女子大学・・・不明

フェリス女学院大学・・・不明


※2021年3月卒

総合職の割合は清泉女子大学がトップということが分かりました。お嬢様大学なので一般職のイメージがありますが、総合職就職に完全にシフトしたのでしょう。

最近、総合職就職に力を入れているのが昭和女子大学。総合職の割合は年々上がっているようです。

不明の大学が多いですが、その中で公表している大学は総合職就職に自信があるということが分かります。

 

 

【留学制度】女子大8校を徹底比較

大学の留学制度を利用する場合、留学先は協定校に限られるので協定校の数が多いほうが選択肢が広がります。

そこで、旺文社『2020年度用 大学の真の実力 情報公開BOOK』から、今回の8校を短期・長期を問わず学部生が留学できる協定校数を比較します。↓

学部生が留学できる協定校数ランキング

順位大学名留学できる協定校数国籍・地域数
1昭和女子3819
2清泉女子3613
津田塾2912
東京女子269
3フェリス女学院2514
4大妻女子2110
5聖心女子219
日本女子158
6白百合女子106
7共立女子54
8実践女子44

※2019年時点
※協定校数は、大学間または学部間で結ばれた学部生が留学できる旨の協定や覚書の数。大学院生や研究者のみを対象としたものは含まない。

昭和女子大学清泉女子大学が比較的多いです。

特に、清泉女子大学は8校の中で一番規模が小さいながら充実しています。

ちなみに英語圏の留学協定校が一番充実しているのは津田塾大学で、29校のうち19校が英語圏というかなり高い割合。

 

【一般入試入学者の割合】女子大8校を徹底比較

入学者のうち一般入試(センター含む)を利用して入学した学生の割合を比較します。

学力に関してはAO・推薦入試入学者よりも一般入試入学者の方が高いと言っていいです。

そのため、一般入試入学者の割合は学生の質を測る指標の一つとして有用です。

大学入学者の一般入試入学者率(2019年度入学者)

【一般入試入学者率(%)】大学名

【67.3】津田塾大学

【63.7】東京女子大学

【60.2】日本女子大学

【57.1】フェリス女学院大学

【48.8】白百合女子大学

【46.1】共立女子大学

【43.3】清泉女子大学

【42.9】昭和女子大学

【35.9】実践女子大学

【34.2】大妻女子大学

【33.4】聖心女子大学

※数字作ってみた「大学入学者の一般入試入学者率(2019年度入学者)」より 

フェリス女学院大学が学生の集め方のバランスが良いですね。

一方、実践女子大学、大妻女子大学、聖心女子大学は学生の多くをAO・推薦入試利用者が占めています。

これらの大学は、学生の学力を入試難易通りとはあまり思わない方がいいでしょう。

 

 

【学費】女子大8校を徹底比較

初年度納入金+4年間総学費(2020年度入学者)

大妻女子大学

家政学部〈被服〉:148万(4年間:523万)

家政学部〈食物[食物学]〉:150万(4年間:530万)

家政学部〈食物[管理栄養士]〉:151万(4年間:535万)

家政学部〈児童〉:146万(4年間:515万)

社会情報学部:146万(4年間:515万)

文学部、人間関係学部、比較文化学部:144万(4年間:507万)

共立女子大学

家政学部〈被服、建築・デザイン、児童〉:138万(4年間:504万)

家政学部〈食物栄養[食物学]〉:138万(4年間:512万)

家政学部〈食物栄養[管理栄養士]〉:139万(4年間:516万)

文芸学部:122万(4年間:448万)

国際学部:126万(4年間:464万)

看護学部:185万(4年間:700万)

白百合女子大学

文学部、人間総合学部〈児童文化〉:146万(4年間:479万)

人間総合学部〈発達心理〉:149万(4年間:491万)

人間総合学部〈初等教育[幼児教育]〉:151万(4年間:483万)

人間総合学部〈初等教育[児童教育]〉:148万(4年間:481万)

昭和女子大学

人間文化学部〈日本語日本文〉:135万(4年間:484万)

人間文化学部〈歴史文化〉、国際学部〈英語コミュニケーション〉:141万(4年間:507万)

人間社会学部〈心理〉:146万(4年間:527万)

人間社会学部〈福祉社会〉、環境デザイン学部:143万(4年間:515万)

人間社会学部〈現代教養、初等教育〉:139万(4年間:499万)

生活科学部〈管理栄養〉:149万(4年間:539万)

生活科学部〈健康デザイン、食安全マネジメント〉:147万(4年間:531万)

グローバルビジネス学部:144万(4年間:519万)

国際学部〈英語コミュニケーション〉:141万(4年間:507万)

国際学部〈国際〉:142万(4年間:511万)

実践女子大学

文学部、人間社会学部:134万(4年間:456万)

生活科学部〈食生活科学[管理栄養士]〉:146万(4年間:504万)

生活科学部〈食生活科学[食物科学]〉:142万(4年間:488万)

生活科学部〈食生活科学[健康栄養]〉:143万(4年間:492万)

生活科学部〈生活環境〉:140万(4年間:480万)

生活科学部〈生活文化[生活心理]、現代生活〉:136万(4年間:464万)

生活科学部〈生活文化[幼児保育]〉:142万(4年間:488万)

聖心女子大学

現代教養学部:138万(4年間:478万)

清泉女子大学

文学部:139万(4年間:486万)

フェリス女学院大学

文学部、国際交流学部:133万(4年間:472万)

音楽学部:154万(4年間:553万)

※共立女子大学、白百合女子大学、昭和女子大学、聖心女子大学の2年次以降の学費は概算。
※学費は変更となる場合があります。

文系学部でも500万前後の大学が多く、女子大学は全体的に高めです。特に大妻女子大学と昭和女子大学は高いですね。

比較的安いのは、実践女子大学共立女子大学

 

【立地】女子大8校を徹底比較

各キャンパスの立地を独断でランキングにしました。参考程度に見てください。

☆:抜群 ◎:とても良い 〇:良い △:あまり良くない ×:悪い

第11位 実践女子大学 日野キャンパス

学部:生活科学部

所在地:東京都日野市大坂上4-1-1

アクセス:JR中央線「日野駅」から徒歩約12分

立地:やや悪
街のブランド力:△多摩地区の南部にあるベッドタウン。
アクセス:△駅から距離あり。立川駅まで一駅、新宿駅まで乗り換えなし約30分。
買い物・飲食・娯楽:△最低限。外食や遊びは隣の立川駅周辺。
自然環境:〇キャンパスは緑に囲まれている。

第10位 大妻女子大学 多摩キャンパス

学部:人間関係学部

所在地:東京都多摩市唐木田2-7-1

アクセス:小田急多摩線「唐木田駅」から徒歩5分

立地:普通
街のブランド力:△多摩ニュータウンの一角だが街の知名度は低い。
アクセス:〇駅近。始発駅なので座れる。新宿駅まで乗り換えなし約40分。
買い物・飲食・娯楽:△日用品店は揃っている。外食・遊びは隣駅の多摩センター駅周辺で。
自然環境:☆キャンパス及び付近の自然が豊富。

第9位 フェリス女学院大学 緑園キャンパス

学部:文学部・国際交流学部・音楽学部(1・2年次)

所在地:神奈川県横浜市泉区緑園4-5-3

アクセス:相鉄いずみ野線「緑園都市駅」から徒歩約3分

立地:普通
街のブランド力:△マイナー。綺麗な街並み
アクセス:〇駅近。横浜駅まで乗り換えなし約20分。
買い物・飲食・娯楽:△最低限。ショッピング、外食は二駅隣の二俣川駅か横浜駅周辺が主。
自然環境:☆キャンパスの自然が豊富。街路樹、公園が多い。

第8位 白百合女子大学

学部:全学部

所在地:東京都調布市緑ヶ丘1-25

アクセス:京王線「仙川駅」から徒歩約10分

立地:普通
街のブランド力:〇仙川エリアは便利でオシャレなスポットが多い人気の街。
アクセス:〇駅から微妙に距離がある。新宿駅まで乗り換えなし約25分。
買い物・飲食・娯楽:〇長い商店街が便利。
自然環境:◎キャンパスの自然が豊富。近くを仙川が流れている。

第7位 フェリス女学院大学 山手キャンパス

学部:音楽学部(3・4年次)

所在地:神奈川県横浜市中区山手町37

アクセス:JR京浜東北線「石川町駅」から徒歩約10分 / みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約10分

立地:
街のブランド力:◎横浜屈指の高級住宅街として有名。
アクセス:〇駅から微妙に距離がある。乗り換えなしで横浜駅に約5分、渋谷駅に約35分。
買い物・飲食・娯楽:〇横浜中華街が近くに。
自然環境:☆高級住宅地らしく緑が多い。最寄り駅の近くの名所・山下公園で横浜湾を一望できる。

第6位 清泉女子大学

学部:全学部

所在地:東京都品川区東五反田3-16-21

アクセス:JR山手線・都営地下鉄浅草線・東急池上線「五反田駅」から徒歩約10分

立地:
街のブランド力:〇五反田エリアは歓楽街として知られ、治安が悪いイメージ。ただキャンパスは由緒正しい旧島津邸の地。
アクセス:〇駅から微妙に距離がある。便利な山手線沿線。
買い物・飲食・娯楽:◎飲食、商業施設が充実。
自然環境:〇キャンパスの自然が豊富

第5位 昭和女子大学

学部:全学部

所在地:東京都世田谷区太子堂1-7-57

アクセス:東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩約7分

立地:
街のブランド力:◎高級住宅地が集まる世田谷区。三軒茶屋エリアは比較的庶民的でにぎやかな街
アクセス:〇駅近。渋谷駅まで一駅。
買い物・飲食・娯楽:〇飲食店がレトロなお店からオシャレなお店まで豊富。商業施設は少なめ。
自然環境:〇キャンパスに池があるなど自然を取り入れている。

第4位 大妻女子大学 千代田キャンパス

学部:家政学部・文学部・社会情報学部・比較文化学部

所在地:東京都千代田区三番町12

アクセス:JR・地下鉄「市ヶ谷駅」から徒歩約10分 / 地下鉄「半蔵門駅」から徒歩約10分・「九段下駅」から徒歩12分

立地:
街のブランド力:☆23区を代表する区。
アクセス:◎駅から微妙に距離がある。3駅6路線を利用できる。新宿駅まで約5分。
買い物・飲食・娯楽:〇市ヶ谷駅周辺は学生街として飲食店が豊富。ただ商業施設は少ない。
自然環境:△ビルキャンパス。近くに皇居あり。

第3位 聖心女子大学

学部:全学部

所在地:東京都渋谷区広尾4-3-1

アクセス:地下鉄日比谷線「広尾駅」から徒歩約3分

立地:
街のブランド力:☆都内屈指の高級住宅街
アクセス:◎駅近
買い物・飲食・娯楽:◎中目黒や六本木などのオシャレ街にすぐに行ける
自然環境:◎自然が豊富なキャンパス

第2位 共立女子大学

学部:全学部

所在地:東京都千代田区一ツ橋2-2-1

アクセス:地下鉄半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町駅」A8出口すぐ

立地:
街のブランド力:☆23区を代表する区。神保町エリアは世界一の古書店街。
アクセス:☆駅出口からすぐなので雨に濡れない。新宿駅まで約7分。
買い物・飲食・娯楽:〇飲食店が多い。商業施設は少なめ。
自然環境:△ビルキャンパス。近くに皇居、北の丸公園あり。

第1位 実践女子大学 渋谷キャンパス

学部:文学部・人間社会学部

所在地:東京都渋谷区東1-1-49

アクセス:JR・地下鉄・私鉄「渋谷駅」から徒歩約10分

立地:
街のブランド力:☆ 23区を代表する区。
アクセス:☆駅から微妙に距離がある。渋谷駅からどこへでも行ける。
買い物・飲食・娯楽:☆申し分なし。
自然環境:△ビルキャンパス。街路樹が多い。

 

【まとめ】各大学の強み・弱み

大妻女子大学
被服学に伝統。総合職就職の状況が分からず、一般職縮小の影響で大手就職率は急降下。推薦がかなり多い。学費が高め。立地が良い。

共立女子大学
被服学に伝統。総合職就職の状況が分からず、一般職縮小の影響で大手就職率は急降下。学費が安め。立地が良い。

白百合女子大学
フランス語と児童文学に強み。総合職就職の状況が分からず、一般職縮小の影響で大手就職率は急降下。立地は普通。

聖心女子大学
哲学に強み。総合職就職の状況は不明だが、一般職就職はあいかわらず強い。推薦がかなり多い。立地が良い。

昭和女子大学
近代文学に強み。大手就職率は下降しているが総合職就職は上昇中。留学環境が良い。学費が高め。立地は比較的良い。

実践女子大学
生活環境学に伝統。総合職就職の状況が分からず、一般職縮小の影響で大手就職率は急降下。推薦がかなり多い。学費が安め。立地が良い。

清泉女子大学
スペイン語に強み。大手就職率はランク圏外になったが総合職就職は多い。留学環境が良い。すぐ遊べる立地。

フェリス女学院大学
英語に強み。総合職就職の状況が分からず、一般職縮小の影響で大手就職率は急降下。一般が多い。立地は普通。


女子大学についてはこちらの記事でも扱っています。↓

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